ActiveCombat3rdSeason

バレルを掃除しまくってやっと初速が81m/s（0.2gBB弾で測定）まで上がったE&LのAKMを眺めながら「ホップパッキンとかだったら良いけど、ピストンのOリングとかノズル辺りの気密漏れだったらメカボ分解かぁ～」と険しい道程に溜息が漏れそうですが、とりあえず初速70m/sから10m/sもアップしたんだからって気合を無理やり入れて次のメンテナンス部分を考えています。
AKMはインナーバレル長が長いから気密漏れで空気が少なくなっちゃうと大幅に初速が落ちるのではないかと推測しています。
インナーバレル長260mmとかだったら「少し初速が落ちてる」程度なのが、今回のように大幅に初速が落ちてしまう現象の原因では無いかと思うのです。
でも、弾道は素直で真っ直ぐ綺麗に飛んでます(*^_^*)


知人のAK47のメンテナンスをした時は、スプリングもピストンヘッドもダメダメな状態だったので、スプリング交換と新品のピストン、シリンダー、シリンダーヘッドその他諸々を交換したわけですが、今回のはちょっと違うような気がするわけです。
だって、半年前まで初速90m/s越えてたんだもん！
とりあえずバレルが汚れまくっていたのは保管上のミスだったわけですが、急に気密が落ちるのか？　気密が落ちるとしたら原因は何だったのか？と推測してから分解に入ろうと思うわけです。
これは、頭の中で原因を推測する遊びでもあるわけですが、使っていくうちにヘタったのならば単なる消耗なのですが、そうでは無いので違う原因があると考えます。
気温が下がってゴムが劣化したのではないか？　それならばシリコンオイルで復活するのではないか？
スプリングを縮めた状態で補間してしまってのヘタリがあったのか？　それにしては初速が20m/s以上も落ちるのは異常ではないか？
分解して整備してしまえば直ってしまうと思いますが、プロセスとして予測して、その予測を確認していくのも面白いと思っています。
カンファレンスみたいですね。


とりあえずホップのかかり具合から、ホップパッキンの状態が悪いのではないかと予測しているので、そこから始めたいと思います。
それにしてもAKMは弾道が素直でアイアンサイトでも狙いやすくて良いですよね(*^_^*)
E&LのAKMはお気に入りのライフルなので手を入れながら大事に使っていきたいと思っている1丁です。
ちなみにバレルが汚れまくってた時、クリーニングロッドとパーツクリーナーで何本もフェルトをダメにしながら掃除していたのですが、長いバレルの場合、BB弾を加速させる時間が長いので、バレルからBB弾が飛び出すまでの空気量が大切になってきます。
CXP-UK1Rで実験的な試みとしてインナーバレル長をMagnusバレルの400mmにした時、純正の加速シリンダーでは初速が落ちてしまい、元通りの初速に上げるにはM120スプリングまでスプリングをハードにしなければならなかった事があります。
フルシリンダーにしてみたところ、スプリングはもう少し弱く出来ましたが、それでもバレル長360mmの方が弱いスプリングで初速が速かったのを憶えています。
インナーバレル長360mmであれば初速が127m/s(0.2ｇBB弾で測定している動画がメーカーから公開）出てしまう仕様で、インナーバレル400mmでは95m/sになってしまうと言うことは、インナーバレルの中で減速しながら飛び出していると予測されるので、それだけ空気の量とインナーバレル長のバランスは重要と言えます。
0.9Jスプリングや0.8Jスプリングでも360mmのインナーバレルでは94m/sぐらい出ていましたから、そういう事も踏まえてAKMも空気が途中で漏れていないかと考えたりしています。
出来ればあまり交換部品は出てきて欲しく無いんですけど、それは今後の分解整備で分かってくる事なので、最初はホップパッキン、次はピストンという」流れで作業を予定しています。



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