CATEGORY:ICS CXP-UK1 チューニング 海外製 どんぴしゃRED
2015年11月26日
グルーピングテスト どんぴしゃRED&Magunasuバレル

これで仕様決定みたいに思っていたICS CXP-UK1だけれど、40メートル以上での性能もきちんと確保しておきたいという事で、流速チューンと巷で言われているほどでは無いが、スプリングのレートを少し上げてみる事にした。
ただ、スプリングレートを上げると言ってもKM企画の0.9Jスプリングから105%のスプリングにしただけなのだけれど。
スプリングレートを上げることでバレル長を短くしなければならなくなったので、それまでの363mmのロングバレルから260mmのバレルへ交換し、初速はMAXで90m/sになった。
とりあえず、363mmのMagunasuバレル(内径6.23mm)とどんぴしゃREDをカットせずに使用した状態の7ヤードのグルーピングを確認してから作業に入った。
BB弾はギャロップの0.2gBB弾でテストした。

この画像は1枚目のターゲットペーパーの裏側なのだけれど、1発だけ自分のミスで少し右に外してしまったが、それ以外は縦に綺麗に並んでいる。
つまり左右にはブレていない。
依託射撃をしていないので、ちゃんと銃を固定して撃っていたら、もう少しまとまったと思うけれど、これだけ左右にブレなければ優秀だと思った。
これが今までの仕様363mmのルーズバレルをHOP窓を拡大してどんぴしゃREDをカットせずに使った場合だ。
上下の着弾幅は、多分、ホップ窓を拡大し過ぎてホップアップのかかりが微妙に変わってしまっているからだろう。
以前、40メートル先で左に曲がると悩んでいたのはどうやら風の影響だったようで、今回のテストでは大きく反れることは無かった。
ちなみにこの仕様の初速はホップ最弱からダイヤル6段目まで97m/sだが、そこからホップを強くしていくとどんどん初速は下がり、0.2gBB弾の適正ホップで93m/sがMAXの仕様だ。
不思議なことにバレル径を6.13mmのMagunasuHDにすると、初速が落ちてホップ最弱でも95m/sがMAXになる。
この仕様は0.25gの重量弾になると、その分だけホップを強くしなければならないので初速は大幅に落ちてしまう。
軽量弾に特化した仕様みたいな感じだ。

次に、260mmのMagunasuバレルに前後をカットしたどんぴしゃRED、そしてスプリングをSHSのM110にしている仕様のグルーピングだ。
こちらはノズルをでんでんむしにしている。
こちらの仕様の初速は95m/sで安定していて、40マートル以上のロングレンジでも弾道が真っ直ぐに飛んで行くように見える。
0.25gの重量弾にしてもホップを強めることで大幅に初速が落ちないのはM110スプリングのおかげだろう。

7ヤードでのグルーピングは27mmだが、ロングバレルに比べると左右に散っている感じがする。
依託射撃していないので、これでもかなり優秀なのだけれど、縦一列で横に散らなかったロングバレルと比べるともう少し改善したくなる。
やはりどんぴしゃREDはカットせずに使う方が良いのだろうか?と言うことでバレル加工する事にした。


ホップ窓を拡大してどんぴしゃREDが入るようにした。
前回は、ここで大きくカットし過ぎたので、今回は控えめにカットだ。


ホップ窓の拡大が前回より小さいが、ホップパッキンが押された時に突っ張らないようにホップ窓の前後を少し斜めに削っておいた。
前回は、おの斜めカットが大きすぎてホップ窓まで大きく拡大してしまったので、少しだけになるように注意した。
でんでんむしを使う場合も前後のカットが必要無くなるので便利だ。

ICSのホップチャンバーの部分だが、どんぴしゃREDは幅が少し広くてスムーズに動かない。
どんぴしゃREDを削るのではなく、ホップチャンバーを平ヤスリで削ってスムーズに動くようにした。
どう考えても消耗品であるゴム製品を削って調整するよりも、滅多に消耗しないホップチャンバー側を加工する方が安定した性能を手に入れられると思ったからだ。
どんぴしゃREDには、出来れば無加工でスムーズに動くサイズにして欲しいのだけれど。

105%のスプリングを使っても260mmのMagunasuバレルでは初速90m/sだったのが、初速94m/sにアップした。
これは、ホップパッキンを組む時に気密を取り直した影響だと思うが、何にせよ初速が上がったのは気持ちの良いことだ。
ただ、M110スプリングのシリンダーは初速がMAXで98m/sに上がってしまったのでスプリング交換しなければならなくなったけれど。
初速に関してはホップ最弱から7段目まで92m/sで、ダイヤル8段目で最高初速になり、それ以上になると初速が落ちた。

グルーピングテストの結果だけれど、ほぼ満足のいく結果が出た。
ホップ調整に合わせてゼロインしていないので着弾が少し上になったけれど、グルーピングは左右に散らなくなった。
距離が7ヤードではあるが、これだけまとまってくれれば40メートル以上でも期待できる。
ちなみに、庭の17Mのシューティングレンジでも4センチのターゲットを外すことは無い。
インドアフィールドで90m/s以下の初速規制の場合も、スプリングを少し弱いのにしてやるだけで十分だろう。
ちなみに、近距離では違いを感じないが、でんでんむしの併用で40メートル以上での集弾性は些細だが向上している。
屋外のロングレンジなので気のせいかもしれないが、飛距離も伸びているのでスコープを使ってテストしてみたい。
最近はリアカンでゲームしているので1発1発の命中精度が大切になっている。
どこのメーカーも飛距離は50メートル届く感じになっているので、やはり安定して命中精度が向上するチューニングが必要かと思ってます。
フルオートでBB弾をバラ撒くのも楽しいけど、それも狙ったところにちゃんと飛んで行く前提だからね。

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ブログを拝見してて思ったのですが、
どんぴしゃREDに合うようにホップ窓を広げた時の
ホップ窓の広さを教えていただきたいのですが
教えていただけませんか?
ご質問ありがとうございます・
ホップ窓は9㍉に拡大しています。
ホップパッキンを押す面積が増えるのでパッキンが突っ張らないように前後を斜めにカットして11㍉になる仕様もテストしましたが、9㍉まで拡大してホップ窓の前後をヤスリで斜めに仕上げるぐらいで十分なようです。